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【本当に愛してる?】夫婦間の“愛情”と“依存”を見極める10のテスト

【本当に愛してる?】夫婦間の“愛情”と“依存”を見極める10のテスト

「本当に愛しているのか、それともただ依存しているだけなのか?」

そんな疑問が頭をよぎったことはありませんか?

パートナーと過ごす時間が大切だからこそ、愛情と依存の境界線がぼんやりしてしまうのはよくあること。

たとえば「相手が何をしているかいつも気になる」「二人の時間がないと不安になる」——これらの気持ちが純粋な愛情なのか、それとも相手への過剰な依存なのか?

気になりますよね。

この記事では、夫婦関係に潜む「愛情と依存」の違いに迫り、自分の気持ちを整理できる方法を、心理カウンセラーの筆者が紹介します。

普段の行動や感情を振り返ることで、今の夫婦関係がどのように築かれているかを明確にできますよ。

「依存」から抜け出して、健全な愛情で支え合える関係を目指しませんか?

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目次

夫婦間の愛情と依存を見極める10のテスト

チェックリスト
チェックしてみよう

ではさっそく、「自分の気持ちは愛情か依存か?」を具体的に考えてみましょう。

【夫婦間の愛情と依存を見極める10のテスト】

  1. 相手の気分で一日の気分が大きく左右される
  2. 相手がいないと不安でしかたない
  3. 相手がいないと自分には価値がないと感じる
  4. 相手に合わせて、自分の考えや価値観を変えてしまう
  5. 相手に対しての期待が過度に高い
  6. 些細なことでも相手に尽くしすぎてしまう
  7. 相手の行動や発言に、過剰に反応する
  8. 相手をコントロールしたくなる
  9. 相手を失うことへの不安が大きい
  10. 相手の言動で、自分の価値が決まると思ってしまう

依存度の高い人ほど、相手への執着や自己肯定感の低さが反映されやすいので、行動や気持ちを確認してみてください。

1. 相手の気分で一日の気分が大きく左右される

  • 依存の例:「今日は相手が冷たかったから、もう何も手につかない」と感じる。
  • 愛情の例:「今日は少しすれ違ったけれど、明日はきっともっとよく話せる」と前向きに捉え、他のことにも集中できる。

依存している状態は、まるで一本の柱に支えられた家のようなもの。

柱(パートナー)が少しでも揺れると、家全体(自分の感情)も大きく揺れてしまう。一方、愛情がある場合は、自分にも複数の支えがある家。柱が少し揺れても家は崩れません。

2. 相手がいないと不安でしかたない

  • 依存の例:「相手が出張に行くと、ひどく不安になる。どこで何をしているか、いつも気になる」
  • 愛情の例:「たまには少し離れてお互いの時間を楽しんで、また戻ってきたときに新鮮な気持ちで会いたい」と考えられる。

依存は、まるで定期的に充電しないと動かなくなる機械。

一方、愛情は太陽光で動くようなもの。相手がいなくても、安定して動けるエネルギー源が自分に備わっています。

3. 相手がいないと自分には価値がないと感じる

  • 依存の例:「相手に認めてもらえないと、自分には価値がない」と思う。
  • 愛情の例:「自分には自分の価値があり、相手がいなくても自分の人生に自信を持てる」と感じる。

依存していると、相手が「鏡」になっていて、その鏡がなければ自分が見えない状態。

愛情がある場合は、相手がいなくても「自分自身を映す鏡」は自分の中に持っています。

4. 相手に合わせて、自分の考えや価値観を変えてしまう

  • 依存の例:「パートナーが好きな趣味をしてほしいと言ったから、今までの趣味を捨てて、相手の趣味に合わせる」
  • 愛情の例:「パートナーの趣味には興味を持ちつつも、自分の好きなことは大切にする」

依存状態では、自分を「風船」だと考えてみてください。

相手の考えという「風」が吹くたびに、自分がふわふわと動いてしまう。

一方、愛情のある人は「根を張った木」。風が吹いても、自分の根本はしっかりと地面に支えられています。

5. 相手に対しての期待が過度に高い

  • 依存の例:「パートナーがもっとこうしてくれたらいいのに」「こうすべきだ」と相手に理想を求め続ける。
  • 愛情の例:「完璧じゃなくても、今の相手を受け入れ、共に成長していきたい」と感じる。

依存状態では、相手を「理想のシェフ」だと思って毎日豪華な食事を期待するようなもの。

愛情があれば、相手がたとえカップラーメンしか作れなくても、楽しく食べられるように工夫することができます。

6. 些細なことでも相手に尽くしすぎてしまう

  • 依存の例:「相手のことばかりを優先し、自分のことは後回しにしてしまう」
  • 愛情の例:「相手を大切に思いながらも、自分のこともきちんと大切にする」

依存の場合、自分のコップに水がほとんどないのに、相手のコップに水を注ぎ続けるようなもの。

愛情がある人は、自分のコップに水を満たしてから、余った分を相手に注ぎます。

7. 相手の行動や発言に、過剰に反応する

  • 依存の例:「昨日のLINEのスタンプがそっけなかったから、嫌われたかも」とすぐに不安になる。
  • 愛情の例:「ちょっとそっけなく感じても、パートナーにも疲れている時があると理解する」

依存の状態だと、相手の言動が小さな風でも「台風」に感じられる。

愛情があると、たとえ大風が吹いても自分の心は動じません。

8. 相手をコントロールしたくなる

  • 依存の例:「どこに行くか、誰と会うか、すべて把握していないと不安」
  • 愛情の例:「相手の生活や自由を尊重し、信頼を基に関係を築きたい」と思える。

依存していると、相手を「リモコンで操作するテレビ」のように感じがち。

一方、愛情がある場合は「好きな番組を待つテレビ視聴者」のように、相手の意志を尊重できます。

9. 相手を失うことへの不安が大きい

  • 依存の例:「相手が離れてしまったら、もう生きていけない」と感じる。
  • 愛情の例:「もし何かがあっても、自分には自分の人生がある」と冷静に受け入れられる。

依存している人は「一つの綱で繋がれた命綱」にしがみついているような感覚。

愛情があれば、命綱なしでも自分の足で歩ける強さがあります。

10. 相手の言動で、自分の価値が決まると思ってしまう

  • 依存の例:「相手から褒められなければ自分には価値がない」
  • 愛情の例:「自分で自分を認め、相手からの言葉もその一部として受け取る」

依存の場合は、相手の言葉が「鏡」になっていて、それがないと自分が見えなくなる。

一方で愛情があれば、自分の中に「鏡」を持っていて、相手の言葉はただの参考意見に過ぎません。


上記のチェックリストに、依存の傾向が多いと感じたら、少しずつ自分を支える方法を増やしていくことが大切です。

依存から脱却するのは簡単ではないですが、毎日少しずつ「自分のコップを満たす」意識を持つことで、愛情ある関係が築けるようになりますよ。

夫婦間の愛情と依存を見極める7つの質問

夫婦の質問
あなたはどう?

以下のテストで「依存度の高さ」に当てはまる部分が多いと、自分の気持ちが愛情ではなく依存に偏っている可能性が高くなります。

【夫婦間の愛情と依存を見極める7つの質問】

  1. 相手の感情に合わせすぎていませんか?
  2. 相手がいないとき、自分の時間を楽しめますか?
  3. あなたの幸福感は、相手次第ですか?
  4. 相手の意見に流されやすい?
  5. 相手に何かを求めすぎていませんか?
  6. 自分の価値は、相手次第だと思っていませんか?
  7. 相手をコントロールしようとする?

詳しく見ていきましょう。

1. 相手の感情に合わせすぎていませんか?

  • 依存の例:相手が仕事でイライラしていると、自分も一緒にイライラし、自分の気持ちや行動が左右されてしまう。「今日は怒っているみたいだから、自分はそっとしておこう」とか「どうにかして相手をなだめないと」と感じ、相手の気分に振り回される。
  • 愛情の例:相手の感情を理解しようとしつつも、自分の気持ちをコントロールできる。たとえば「今日は相手が疲れているから、そっとしておこう。でも自分はリラックスして過ごそう」と、自分の感情も大切にできる。

依存していると、まるで一つのボートに乗っているような状態です。

相手が少し動くと自分も一緒に揺れてしまい、不安定になります。一方、愛情があれば、自分は自分のボートに乗っていて、相手が荒波にあっても自分のボートは穏やかに保てます。

2. 相手がいないとき、自分の時間を楽しめますか?

  • 依存の例:相手が仕事や出張でいないと「何をすればいいかわからない」「不安で落ち着かない」と感じる。「早く帰ってきてほしい」という気持ちばかりで、相手の不在を自分の生活のマイナスと捉える。
  • 愛情の例:相手が不在でも「自分の時間を満喫しよう」と思える。趣味や友人との時間を楽しむことで、相手が戻ってきたときにまた新鮮な気持ちで会える。

依存の場合、自分がスマホの充電器で相手が電源コードのような関係です。

相手がいないと「充電切れ」で何もできなくなる。一方、愛情がある関係では、太陽電池で動くライトのように、外部からエネルギーがもらえなくても自分の力で輝きます。

3. あなたの幸福感は、相手次第ですか?

  • 依存の例:相手が自分にどれだけ気をかけてくれるかが幸せのすべて。「今日は私のことを全然見てくれなかったから、幸せを感じない」となる。
  • 愛情の例:「相手がどうであれ、今の生活を自分で楽しむことで、相手と一緒にいる喜びがさらに深まる」と考えられる。

依存していると、毎日相手が「お日様」で、自分はその光でしか暖かくなれないような状態です。

相手が機嫌を損ねると、急に「寒さ」を感じます。愛情で支えられている関係は、キャンプファイヤーのようなもので、相手と一緒にいなくても、いつも心が温かく保たれるのです。

4. 相手の意見に流されやすい?

  • 依存の例:自分がどれほど好きなことでも、相手が否定するとすぐに気持ちが変わる。「相手がそう言うなら、自分もやめておこうかな」と考えることが多い。
  • 愛情の例:相手の意見を参考にしつつも、自分の意志や価値観は守れる。「相手がそう思っていても、自分はこれが好きだから続けよう」と自分の価値観を尊重する。

依存していると、まるで相手の好みに合わせて波に流される「木の葉」。

愛情がある関係では、木の根が地中にしっかり張っているように、自分の意思が強固に根付いています。

5. 相手に何かを求めすぎていませんか?

  • 依存の例:「もっとこうしてほしい」「ああしてほしい」と常に期待してしまう。「なんでやってくれないの?」と不満が溜まり、相手に対する苛立ちを感じることが増える。
  • 愛情の例:パートナーの欠点も含めて理解し、無理に期待しすぎずに自然体で受け入れられる。「相手にも苦手な部分があるし、完璧を求めるのはやめよう」と考えられる。

依存状態では、パートナーに「レストランで毎日特別料理を期待する」ようなものです。

愛情があれば、インスタントラーメンでも一緒に笑いながら食べることができます。

7. 自分の価値は、相手次第だと思っていませんか?

  • 依存の例:「パートナーが褒めてくれると自信が持てるけど、何も言ってくれないと自分には価値がないように思う」。
  • 愛情の例:「自分自身が自分を肯定し、相手の言葉はその一部に過ぎない」と感じる。パートナーの評価は気にしつつも、自分の価値観を持っている。

依存していると、相手が「鏡」でその鏡がなければ自分が見えなくなるようなもの。

愛情がある場合、自分の中に「鏡」を持ち、相手がいなくても自分の姿や価値をしっかりと認識できます。

8. 相手をコントロールしようとする?

  • 依存の例:「どこに行くか、誰と会うか、すべて把握していないと不安でたまらない」と感じ、相手の行動を細かくコントロールしようとしてしまう。
  • 愛情の例:「相手の自由を尊重し、信頼のもとで成り立つ関係を築きたい」と思える。相手の行動も、自分とは独立したものであると理解する。

依存していると、相手を「リモコンで操作するテレビ」として扱いたくなります。

一方、愛情があれば、好きな番組を気長に待つ視聴者のように、相手の意志を尊重できます。


このテストのポイントは、「自分の気持ちが愛情か依存か」を明確にすることです。

依存が強いと感じる項目が多ければ、少しずつ「自分を支え、自分で楽しむ」ための時間を増やし、相手に頼らずとも充実した生活を送ることを目指しましょう。

なぜ依存が夫婦関係に悪影響を及ぼすのか?

依存が関係に悪影響を与える理由は、「自己を見失うこと」や「相手への過度な期待」、そして**「コミュニケーションの不健全化」**にあります。

これらが結びつくと、夫婦関係に亀裂が入りやすくなるのです。

1. 自分を見失い、相手に自分の価値を委ねる

  • 具体例:たとえば、Aさんは夫のBさんの評価が自分の価値と直結していると感じています。夫に褒められないと落ち込み、逆に少しでも否定的なことを言われると自信を失ってしまう。こうしてAさんは、自分の考えややりたいことを犠牲にし、夫の好みに合わせるようになります。
  • 悪影響:このような依存が強いと、自分のアイデンティティが失われ、夫もAさんに重圧を感じ始めます。「自分の意見が相手の人生を左右してしまう」というプレッシャーがかかり、パートナーシップが負担になってしまうのです。

依存する状態は、「植物が太陽を求めすぎて、その場から一歩も動けなくなる」ようなものです。

太陽が見えないときには成長も止まり、少しでも光を失うと枯れてしまいます。パートナーを支えとしつつも、自分の「根」をしっかり張ることが大切です。

2. 期待が過度に高まり、不満が蓄積する

  • 具体例:Cさんは、結婚相手のDさんに「自分をもっと理解してほしい」「いつも私を優先してほしい」と期待しています。ところが、Dさんも仕事が忙しく、Cさんの期待通りに行動するのが難しいこともしばしば。その度に「どうして分かってくれないの?」「愛が足りないのでは?」とCさんはイライラが募ります。
  • 悪影響:過度な期待があると、相手がその期待に応えられなかったときに「愛されていない」と感じ、不満が溜まっていきます。そして不満が蓄積すると、相手を責めるような態度が増えていき、二人の間に険悪な空気が生まれてしまうのです。

依存することで「相手に無限のエネルギーを求める電気ポット」のようになります。

相手が充電をしたり休んだりする暇もなく「もっと熱くして、もっと沸騰させて」と要求され続け、いずれ過負荷で壊れてしまいます。

3. 相手を「自分の一部」とみなしてしまうことで、支配・コントロールしようとする

  • 具体例:Eさんは妻のFさんが「どこに行き、誰と会い、何をするのか」を逐一把握していないと不安になります。Fさんが外出する際には「誰と?」「何時に帰るの?」と聞き、連絡が遅れると不安から怒りに変わり、強い口調で問い詰めてしまうことも。
  • 悪影響:相手の自由や個性を認められず、自分の期待通りにコントロールしようとすると、相手は窮屈に感じます。やがて信頼関係が崩れ、お互いに心を開きにくくなり、「管理」し合うだけの関係に陥ってしまいます。

依存の関係は、「相手の足にしがみついて歩こうとする」ようなものです。

相手はどんどん息苦しさを感じ、歩きにくくなるだけでなく、二人とも目的地にたどり着けません。互いに自由な足で歩ける関係が理想です。

4. コミュニケーションが一方通行になり、相手の気持ちに気づけなくなる

  • 具体例:Gさんは妻のHさんが最近忙しく疲れていることに気づかず、「もっと一緒に時間を過ごしてほしい」と何度も要求します。Hさんが「疲れている」と伝えても、「私がこんなに頑張っているのに」と自分の気持ちを優先してしまいます。
  • 悪影響:依存が強まると、自分の気持ちばかりを優先し、相手の感情や状況に気づけなくなります。このような一方通行のコミュニケーションが続くと、相手は疎外感を感じ、次第に心が離れていく原因になります。

依存関係は、「一方的に水をやり続ける植木鉢」のようなもの。

水が欲しいタイミングでないときに無理やり与え続けると、植物(関係)は根腐れを起こし、育たなくなってしまいます。相手の心の状態を観察し、必要なときにだけ水を与えるのが健全な愛情です。

5. 自己成長が止まり、関係が停滞する

  • 具体例:Iさんは、パートナーJさんがいないと「自分は何もできない」と思い込み、挑戦や成長を諦めてしまいます。Jさんが何かに挑戦していても、「自分には無理」と言い、受け身の姿勢で生活を続けてしまうのです。
  • 悪影響:依存が強いと「相手に頼るだけの自分」でいることに慣れ、自分を高める努力をしなくなります。やがて関係自体も停滞し、どちらか一方が成長すると、その差が原因で関係が不安定になることもあります。

依存関係は「ひとつのチェーンでつながれた風車」のようなもので、一方が風を受けて回ろうとしても、相手が動かないと連動して回れません。

愛情がある関係では、それぞれが独立した風車のように自分で回る力があり、互いに刺激し合う関係を築けます。


まとめ:依存を減らし、自立した関係を築くために

夫婦関係を良好に保つためには、お互いが「自立した存在である」ことを大切にするのがポイントです。依存ではなく「愛情」で支え合うためには、以下の点に気をつけてみましょう。

  • 自分の価値観や目標を大切にする:相手の好みに合わせすぎず、自分の考えを持つことで関係が健全に保たれます。
  • 相手を信頼し、過度な期待や管理をしない:相手を「自分の所有物」ではなく、「対等なパートナー」として尊重し合うことが大切です。
  • コミュニケーションのバランスを取る:自分の気持ちを伝えるとともに、相手の気持ちにも寄り添い、一方通行のコミュニケーションにならないようにします。

こうして相手への依存度が減ると、夫婦関係も「自由と信頼を尊重した、豊かで健康的なもの」へと変わっていきます。

夫婦間の依存を脱する5つのステップ

ステップ

依存から脱却するためには、少しずつ自分自身を大切にし、独立した心を築くことが重要です。

夫婦間の依存を脱する5つのステップは次のとおり。

【夫婦間の依存を脱する5つのステップ】

  • ステップ1. 自分の価値を認識する
  • ステップ2. 一人の時間を楽しむ練習をする
  • ステップ3. 相手を「所有物」ではなく「パートナー」として見る
  • ステップ4. 小さな目標を立て、自分で達成する喜びを感じる
  • ステップ5. コミュニケーションを取り直し、相手と新しい信頼関係を築く

これから順を追って説明していきます。

ステップ1. 自分の価値を認識する

  • やること:まず、自分が持つ価値や強みを書き出し、自分自身に価値があることを再確認します。
  • 具体例:Aさんは、「家事や仕事を頑張っている」「友達が相談してくれる」など、自分の価値や周りの人から頼られていることを紙に書き出しました。

依存している状態は、まるで「ボロボロの古い鏡」を見ているようなもの。

鏡(自分の価値観)が歪んでいるため、正しい自分が見えません。自分の価値を再認識すると、きれいな新しい鏡が手に入り、自分の姿がしっかり見えるようになります。

ステップ2. 一人の時間を楽しむ練習をする

  • やること:一人の時間を楽しむことに慣れていくため、まずは一人でやりたいことをリストアップし、少しずつ実践していきます。
  • 具体例:Bさんは、一人で行けるカフェや趣味の場所を見つけてみました。週に一度、自分の時間としてその場所に行くことを始め、次第にパートナーがいなくても充実した時間を楽しめるようになりました。

依存が強い人は、まるで「充電池がすぐに切れるスマホ」のようなもの。

パートナーが充電器の役割を果たしています。一人の時間を楽しむことを習慣にすると、自分の中に「ソーラーパネル」を搭載したように、どこでも自分を充電できるようになります。

ステップ3. 相手を「所有物」ではなく「パートナー」として見る

  • やること:相手を「自分が管理するべき存在」ではなく「独立した人格を持ったパートナー」として捉えるため、自分の心の中で「手放し」の訓練をします。
  • 具体例:Cさんは夫の予定を逐一知りたい衝動がありましたが、「夫も自分と同じように自由に過ごす権利がある」と心で繰り返し、少しずつ束縛をやめてみました。結果的に、夫も信頼を示すようになり、二人の関係が軽くなっていきました。

依存関係は「相手を持ち続けなければならない風船」みたいなものです。

手を放すと飛んでいってしまう恐れがあるため、しがみついてしまいます。ですが、相手を「パートナー」として見れば、風船が飛んでいっても、どこかで戻ってくると信じられるようになります。

ステップ4. 小さな目標を立て、自分で達成する喜びを感じる

  • やること:夫婦でいると自分の目標が相手に依存しがちですが、まずは自分のための小さな目標を立てて達成する喜びを味わいます。
  • 具体例:Dさんは、毎朝10分のヨガを始めました。最初は続けるのが難しかったものの、次第に毎日実践できるようになり、自分の成長に喜びを感じました。自分の力で何かを成し遂げる経験が自信に繋がり、自己肯定感が高まります。

依存していると、自分の人生が「他人が運転する車の助手席に座っている」ような感じです。

自分の目標を持つことは、自分がハンドルを握り、運転していることを実感するための一歩。目標を持って達成するごとに、どんどん運転技術が上がっていくようなものです。

ステップ5. コミュニケーションを取り直し、相手と新しい信頼関係を築く

  • やること:最後に、依存ではなく信頼に基づいた関係を築くために、率直で心からのコミュニケーションを心がけます。「自分の気持ちを伝える」ことと「相手の話を尊重して聴く」ことを大切にし、依存ではない信頼関係にシフトしていきます。
  • 具体例:Eさんは、パートナーに「あなたがいないと不安」と言い続けていたのを改め、「私はあなたがいてもいなくても、充実した時間を持てるように努力している。でも、あなたがいるとさらに幸せを感じる」と伝えました。これにより、パートナーも同じく安心感を得て、お互いを信頼する関係が生まれました。

依存している関係は、まるで「二本の小さな枝が風で絡まって支え合っている」ような状態です。

信頼に基づく関係は、太い幹を持つ二本の木が隣り合わせで立っているようなもの。風が吹いても倒れることはなく、お互いに安心感と独立した力強さを持つことができます。


まとめ

依存を脱却するには、自分を大切にすることが最初のステップです。

夫婦関係はお互いが自立し、愛情で支え合うことでより豊かなものになります。以上の5つのステップを通じて、自分と向き合い、愛と信頼を基盤としたパートナーシップを築いていきましょう。

まとめ:夫婦関係を愛情で支えるために必要なこと

夫婦関係をより良く、深い愛情で支えるためには、まず自分自身が安定した心を持つことが大切です。

相手に依存するのではなく、お互いが独立した「パートナー」として支え合えるようになることで、二人の絆がより強くなります。

1. 自分を知り、価値を認めること

  • まずは「自分の価値」を自覚しましょう。自分の好きなことや得意なこと、パートナーと共有したいことを書き出し、あなたがどれだけ素晴らしい存在かを再確認してみてください。
  • 行動ポイント:自分を大切にする時間を持つ。たとえば週に1度、一人で過ごす時間を作ってリフレッシュしましょう。

2. 相手の自由を尊重し、信頼すること

  • 夫婦であっても、相手は自分と違う人間。自分と同じ価値観や行動を求めすぎないようにします。互いを信頼し、パートナーの個性や自由を大切にすることで、お互いが居心地の良い関係を築けます。
  • 行動ポイント:パートナーが一人で過ごす時間や趣味を持つことを応援する。自分もその間に一人の時間を楽しむように心がけましょう。

3. 素直な気持ちでコミュニケーションをとること

  • 相手に依存せず、心の底から「ありがとう」「嬉しい」といった気持ちを伝えることが愛情を深めます。また、自分の気持ちも素直に話し、相手の気持ちも尊重して聴きましょう。
  • 行動ポイント:毎日1つ、パートナーに感謝の気持ちを伝える。「今日も一緒にいてくれてありがとう」といった簡単な言葉で、関係が少しずつ変わっていきます。

夫婦関係を愛情で支えるためには、「自分も、相手も、自由でいられること」を喜び、互いに信頼することが基本です。

できるところからでいいので、次の3つを実践しましょう。

  • 自分を大切にする時間を作る
  • 相手の自由を尊重する
  • 素直な気持ちを伝える

行動力のある、あなたならできるはず。

応援しています。

では、また。

~追伸~

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。

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誰でも簡単に実践できて、夫婦仲を改善するためには欠かせないことなので、知らなきゃ損ですよ。

  • あの頃のような夫婦に戻りたい
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