夫婦の会話がない？「聞き上手」になって話を引きだすコツ5選

パートナーと、もっと話したいと思いませんか？

「夫婦の会話がない」「会話が続かない」と悩んでいるあなたに向けて、「聞き上手」になって話を引きだすコツを紹介します。

<聞き上手になるコツ5選>

<夫婦の会話がなくなるNG行動3選>

この記事に書かれていることを実践するだけで、今日からあなたも「聞き上手」です。

今までよりも夫婦の会話が増えて、毎日が楽しくなるでしょう。

夫婦関係だけでなく、誰とでも良い関係を築ける「聞き上手」になりませんか？

”夫婦の会話がない”という問題を解決：「聞き上手」になって話を引きだすコツ5選

次の5つを実践するだけで、あなたも今日から聞き上手になれます。

<聞き上手になるコツ5選>

それでは順に解説していきます。

話を遮らない

聞き上手になるには、相手の話を遮らずに最後まで聞きましょう。

「コミュニケーションがうまい＝話すのがうまい」というイメージがあるかもしれません。

しかし、「コミュニケーションがうまい＝聞くのがうまい」のです。

”相手にしゃべらせる”のが円滑なコミュニケーションのポイント。

ついつい話の途中で口を挟み炊くのをグッとこらえて、最後まで聞きましょう。

「おもしろい返し」や「気の利いたアドバイス」など必要ありません。

相づちを打ち、うなずきながら、真剣に話を聞けばいいのです。

どうですか？カンタンでしょう？

相手の気持ちを察する

相手の話し方、表情、声のトーンから相手の気持ちを察しましょう。

相手の気持ちを察したら、同じ気持ちになって話を聞けばOK。

鏡のように、相手と同じ表情をしてみてください。

• 相手がうれしそうなら、あなたもうれしそうに
• 相手が悲しそうなら、あなたも悲しそうに

【練習】

適度に相づちを打つ

適度に相づちを打つと、相手の話を引き出すことができます。

なぜなら、”真剣に聞いてくれている”と思うからです。

相づちがうまくできない場合は「オウム返し」でもOKです。

相手が言ったキーワードをオウム返しのように言いましょう。

たとえば、

「今度、北海道に行く予定だから楽しみ」に対して「北海道に行くんだ、ワクワクするね」と相づちを打つ感じです。

ポイントは「楽しみ」を「ワクワク」と別の表現に変えると、オウム返し感がなくなりますよ。

注意点：すべてオウム返しだと相手にバレて「バカにしている」と思われる可能性があります。

何事もやりすぎ注意です。

適度に相づちを打ちましょう。

共感する

人は共感されたい動物です。

なぜなら、認められたことで「自己肯定感」が満たされたり、自分と同じ考えの人がいると「安心感」を得るからです。

自分を否定する人は「敵」で、共感してくれる人は「味方」だと本能レベルで思ってしまいます。

SNSでたくさんの「いいね」が付いたり、自分の投稿が拡散されるとうれしいのは「共感してくれる」「味方がいる」という気持ちの表れです。

逆に否定的なコメントをする人は敵だと思うでしょう。

また、子どもがケガしたときに傷口をお母さんに見せるのも、「痛かったね」と共感してほしいから。

子どもから大人まで「共感してほしい」のです。

【共感の例】

質問をする

相手の話を聞きながら、頭の中で話の内容を要約してください。

そして、話を広げるために質問をしましょう。

”インタビューしている”と思えばイメージしやすいのではないでしょうか。

「それで、その後どうなったの？」

「どんな気持ちだった？」

ポイントは開かれた質問(はい・いいえで答えられない質問)をすることです。

開かれた質問：はい・いいえで答えられない質問

閉じた質問：はい・いいえで答えられる質問

たとえば、

「昨日の夜、何していた？」(開かれた質問)

「昨日の夜、サッカーの試合観た？」(閉じた質問)

会話が3秒で終わってしまうのは「閉じた質問」が原因だったりします。

開かれた質問を意識して会話を広げましょう。

夫婦の会話がなくなるNG行為3選

この章では、会話がなくなるNG行為を解説します。

無意識にやっていることもあるので、注意しましょう。

<夫婦の会話がなくなるNG行為3選>

具体的に解説していきます。

否定やアドバイスをする

否定やアドバイスをすると会話は広がりません。

なぜなら、相手の「話したい」という気持ちがなくなるからです。

「否定する人＝敵」

相手がおかしなことを言ったとき、いきなり否定するのではなく、まずは質問しましょう。

たとえば、相手が「明日、地球が滅亡する」と言ったとき、

✕「そんなことありえない！」

〇「明日、地球が滅亡するの？」

〇「どうして滅亡するの？」

質問をして”なぜそのようなことを言ったのか”を引き出しましょう。

また、よかれと思ってアドバイスをするのもNGです。

相手が「仕事辞めたい」と言ったときは、

✕「今の職場を辞めるのはもったいない」

✕「辞めても次の仕事はいくらでもある」

みたいなアドバイスはしないで、

 「仕事辞めたいと思っているんだ」

 「どうしてそう思うの？」

相手の言葉を受け入れたり、どうしてそう思っているのか質問しましょう。

相手はアドバイスを求めているのではなく、ただ話を聞いてほしいだけだったりしますから。

アドバイスを求められたときのみアドバイスをしましょう。

相手を見ない

相手を見ずに話を聞くのもNGです。

相手から「話を聞いていない」と思われてしまいます。

相手が話しかけてきたら、相手の方を見るだけでなく体も相手に向けましょう。

しっかりと「話を聞く姿勢」を整えるのが大切です。

スマホを見ながら話を聞いていませんか？

話しかけられたら、スマホを置いて相手に体を向けましょう。

相手を見て、うなずきながら話を聞くだけで「話を聞いている印象」を与えることができます。

自分の話をする

相手が話しているのに、途中で自分の話をするもNGです。

話を聞いてほしいのに、途中で自分の話をされたらモヤモヤしますよね。

「今はこっちが話しているんだよ」と言いたくなるでしょう。

とくに、マウントを取るように自分の話にすり替えるとウザさ倍増です。

たとえば、「沖縄に行った」と言われたときに「私はハワイに行ったことしかくて、ハワイは～」とハワイの話をされたらウザイですよね。

「会話泥棒」にならずに、相手の話をしっかりと聞きましょう。

まとめ

今回は、”夫婦の会話がない”と悩んでいるあなたに向けて「聞き上手になって話を引きだすコツ5選」について解説しました。

おさらいすると、次のとおりです。

<聞き上手になるコツ5選>

<夫婦の会話がなくなるNG行動3選>

夫婦の会話がないのは、「聞く姿勢」に問題があったのかもしれません。

• 相手を見なかったり
• 途中で話を遮ったり否定したり
• 求めていないアドバイスをしたり

身に覚えはありませんか？

「知っている」と「やっている」は違います。

これからは、もっと話したいと思われる「聞き上手」になりましょう。

あなたなら、大丈夫。

応援しています。

では、また。