夫婦のコミュニケーションがうまくいかない？原因と解決策を徹底解説

「結婚当初はたくさん話していたのに……」

だんだんと夫婦の会話が減り、最低限の連絡だけになっていませんか？

小さな問題でも放置していると、大きな問題になってしまいます。

大きな問題になれば解決するのも困難になるので、今のうちに解決しちゃいましょう。

大丈夫。

まだ間に合います。

今回は、夫婦のコミュニケーションで悩んでいるあなたに向けて、原因と解決策をわかりやすく解説します。

この記事で紹介するのは、あなたの悩みを解決するためには欠かせない情報です。

最後まで読んで、「あの頃みたいな夫婦」に戻りませんか？

夫婦のコミュニケーションがうまくいかない原因

<夫婦のコミュニケーションがうまくいかない原因>

価値観の違い

価値観が違うとコミュニケーションがうまくいきません。

• 会話がかみ合わない
• 意見が食い違う
• ケンカになる

性別や育ってきた環境が違うので、仕方がないことです。

• 男性：答えを導き出そうとする
• 女性：ただ話を聞いてほしいだけ

自分の価値観を押しつけずに、相手の価値観を受け入れましょう。

話題がない

「何を話したらいいのかわからない……」

毎日顔を合わせていると、会話する話題もなくなるものです。

会話がないことが当たり前になっていると、会話の話題やきっかけに困りますよね。

話題がなくて困ったら、相手の興味があることをリサーチして話題を振りましょう。

自分の好きなことなら「待っていまいた」と言わんばかりに語ってくれます。

否定やアドバイスをする

ただ話を聞いてほしいだけなのに、否定されたり途中でアドバイスされたら嫌ですよね。

「違う、そうじゃなくて～」

「それって～したらいいんじゃない？」

みたいに。

✕ 否定される＝「認めてもらえない」

✕ 会話の途中でアドバイスされる＝「ちゃんと話を聞いてくれない」

自分を否定したり、ちゃんと話を聞いてくれない人とは、コミュニケーションをとるのが嫌になるでしょう。

相手が話しているときは、口を挟まずに最後まで聞くべきですね。

忙しくて時間が合わない

忙しくて時間が合わないと、話す機会がないですよね。

「共働き＆子育て」のダブルパンチだとなおさらです。

忙しいからこそ、コミュニケーションと取るための時間を作りましょう。

家事を分担すると早く終わるので時間を作ることができます。

家事の負担も減るので一石二鳥です。

家事を分担するコツはこちら 夫婦で家事を分担するコツ　負担を減らして夫婦円満でいよう

時短のために、次のようなものを活用するのありですよ。

• 乾燥機付き洗濯機
• 掃除ロボット
• 食洗器
• 家事代行サービス

また、LINEや電話でのコミュニケーションを増やすのもオススメです。

コミュニケーションは直接話すだけではありません。

• 昼休みに「お弁当ありがとう。美味しかったよ」とLINEする
• 仕事終わりに「何か買って帰るものない？」って電話する

LINEや電話のやり取りが習慣になれば、直接話す時間が少なくてもコミュニケーションの機会を増やすことができます。

コミュニケーションを取ろうと意識しすぎる

コミュニケーションを取ろうと意識しすぎると、逆にコミュニケーションを取るのが難しくなります。

気になる異性に声をかけるときと一緒です。

まったく意識していない異性とはしゃべれるのに、意識している人との会話では頭が真っ白になり、「何を話せばいいのかわからなくなる」って経験ありませんか？

意識すればするほど、自分でハードルを上げているのです。

「コミュニケーションを増やさなきゃ」と意識することをやめましょう。

夫婦のコミュニケーションがうまくいく方法

夫婦のコミュニケーションがうまくいかない原因を、相手のせいにしていては解決できません。

相手を変えるのは困難ですから。

相手が悪い、相手の家系のせいだ、遺伝のせいだ、なんて考えていても時間のムダです。

自分の影響力が及ばないことにフォーカスするのではなく、自分が変えられることにフォーカスしましょう。

「まずは自分が変わる」ということが大切ですね。

自分が変われば、相手も変わります。

そういうものです。

この記事を読んでいる、あなたは主体的な人間です。

なぜなら、夫婦関係を良くするために行動しているのですから。

本当に、すばらしい。

あなたなら、これから紹介する「夫婦のコミュニケーションがうまくいく方法」を理解して、実践できるはずです。

<夫婦のコミュニケーションがうまくいく方法>

価値観の違いを受け入れる

価値観の違いを受け入れることが大切です。

性別や育ってきた環境が違うのですから、価値観も違います。

相手の価値観を否定したり、自分の価値観を押しつけたりすると、夫婦関係はうまくいきません。

「お互いの価値観は違う」ということを受け入れましょう。

相手をコントロールするのではなく、理解しようとすることが大切です。

感謝する

夫婦のコミュニケーションを円滑にするには、感謝することが大切です。

些細なことでも「ありがとう」と伝えると、気分よくコミュニケーションすることができます。

感謝されて、嫌な気持ちになる人はいないですよね？

些細なことでも、どんどん感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝をうまく伝えるコツはこちら 【効果絶大】妻に感謝の気持ちを伝える方法3選　うまく伝えるコツを解説

笑顔でいる

いつも笑顔でニコニコしていることがめちゃくちゃ大切。

なぜなら、ムスッとして機嫌が悪そうな人には話しかけにくいですから。

いつもニコニコして上機嫌でいると、話しかけやすい雰囲気になります。

アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェームズは言っています。

「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」と。

あなたはどうですか？

上機嫌でいつもニコニコしていますか？

笑顔を作るのが苦手な方はこちら 【笑顔を作るコツ】自然な笑顔ができるカンタンな方法3選

コミュニケーションで大切なのは会話の内容ではありません。

話しかけやすい「笑顔」や、聞くと落ち着く「やさしい声」が大切です。

ほめる

ほめると会話のきっかけにもなるので、どんどんほめましょう。

ほめることは「コミュニケーションの潤滑油」みたいなもの。

これまでぎこちない会話だったとしても、ほめることで会話がスムーズになります。

たとえば、食事のときに、

「この料理がとくに美味しい」

「見た目もオシャレ」

「シェフ顔負けの味付けだよ」

みたいにほめる。

すると、

「クックパッドを見ながら作ってみた」

「成功だったかな？」

など、会話のきっかけになるのです。

ほめられると、照れ隠しでついついしゃべってしまいませんか？

照れ隠しから会話のきっかけを作り、話を広げましょう。

話を広げるには、ちょっとした質問をしたり、相づちを打ちながら真剣に話を聞けばOKです。

相手が話しやすい雰囲気さえ作れば、どんどん話してくれます。

関連記事はこちら 【ちょっとズルい】ほめ言葉「さしすせそ」をマスターして心をつかもう

共通の趣味をつくる

共通の趣味を作ると会話のネタが増えるので、コミュニケーションが加速します。

スキンシップも増えるので、夫婦円満になりますよ。

とはいえ、「共通の趣味なんてどうやって作るの？」とお困りの方は【知らなきゃ損】夫婦で共通の趣味を楽しむコツとは？を参考にしてください。

メラビアンの法則：非言語情報の方が相手に与える影響が大きい

メラビアンの法則とは、コミュニケーションのときに相手に与える影響が、次の割合になる心理法則です。

• 言語情報：7％
• 聴覚情報：38％
• 視覚情報：55％

• 言語情報：話している内容
• 聴覚情報：声のトーン、話し方
• 視覚情報：表情、ジェスチャー

「メラビアンの法則」はアメリカの心理学者アルバート・メラビアンによって発表されました。

「3Vの法則」「7-38-55ルール」とも呼ばれています。

相手に与える影響の言語情報は7％しかないのに対して、聴覚・視覚からの情報は93％となるのです。

つまり、非言語情報が9割以上の影響を与えていることになります。

驚きですね。

たしかに、同じ内容でも笑顔で伝えるのか、無表情で伝えるのかで受ける印象が違いますからね。

まとめ

今回は「夫婦のコミュニケーションがうまくいかない原因と解決策」について解説しました。

おさらいすると、次のとおりです。

<夫婦のコミュニケーションがうまくいかない原因>

<夫婦のコミュニケーションがうまくいく方法>

【メラビアンの法則で相手に与える影響割合】

コミュニケーションがうまくいくためには、話しかけやすい雰囲気作りが大切ですね。

いつもニコニコ、上機嫌でいましょう。

ここまで読んだあなたなら大丈夫。

応援しています。

では、また。