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共働きで子どもの習い事の送迎が難しいときは?|夫婦の分担と代案

「子どもが習い事を続けたがっている。でも、共働きで平日の送迎ができない」

「どちらかが残業すると、もう片方に負担が集中する」

こんな悩みありますよね。

結論からいうと、送迎を夫婦のどちらかの頑張りに任せず、曜日ごとの担当と、担当できない日の代案をセットで決めることが大切です。それでも難しければ、教室の曜日や場所を変える、地域の支援を調べるなど、送迎そのものを減らす選択肢があります。

この記事では、共働き家庭が無理なく続けるための送迎分担表、7つの代案、夫婦の話し合い例を紹介します。「子どもがやりたいこと」と「家族が無理なく続けられること」を両方大切にして考えましょう。

まず決めたい3つのこと

  • 誰が「送る・迎える・教室への連絡」を担当するか
  • 残業や体調不良で行けないとき、何に切り替えるか
  • 送迎負担が大きすぎる場合、曜日・教室・回数をどう見直すか
目次

共働きで習い事の送迎が難しい原因を3つに分けて考える

まずは、何が難しいのかを整理しましょう。「忙しい」の一言だけでは、夫婦で分担を変えても解決しないことがあります。

1.時間が合わない

授業が終わる時刻に仕事が終わらない、夕方の会議と重なる、開始時刻には間に合っても迎えが遅れる、といったケースです。「送りだけ」「迎えだけ」ならできるのかを分けると、担当を組みやすくなります。

2.距離と移動経路が負担になる

教室が遠い、帰宅時間帯は道路が混む、学校・学童・教室の移動が複雑といった問題です。開始時刻だけでなく、移動・待機・帰宅まで含めた時間を確認しましょう。

3.送迎以外の仕事も一人に偏っている

月謝の管理、持ち物の準備、振替の申し込み、欠席連絡、きょうだいの預け先の調整。こうした仕事は、車で送迎する人以外にも発生します。送迎回数だけを半分にしても、不公平感が残る理由の一つです。

習い事の送迎を夫婦で分担する4つのコツ

1.曜日ごとに「主担当」を決める

毎週「今日、どっちが迎えに行く?」と確認するより、基本の担当を決めたほうが予定を立てやすくなります。出退勤時刻、通勤経路、在宅勤務の可否など、実際の条件で相談しましょう。

2.「送る・迎える・連絡」を別の担当にしてもいい

迎えができない人でも、教室との連絡、持ち物の確認、夕飯の準備を担当できる場合があります。同じ仕事を半分ずつ分けることだけが公平ではありません。負担する時間や、急な変更への対応も含めて調整しましょう。

3.毎週の予定を一か所にまとめる

共有カレンダーでも紙の予定表でも構いません。開始・終了時刻、集合場所、担当者、欠席連絡先、予備の連絡方法まで書いておくと、確認のやり取りを減らせます。仕事のシフトが毎週変わる家庭は、週ごとに担当を更新する方法でも大丈夫です。

4.担当できない日のルールを先に決める

残業が決まった人が、その時点で相手に連絡する。代わりが難しければ振替を調べる。それでも手配できなければ休む。代案が決まらないまま子どもを移動させたり、教室に残したりしないことが前提です。

【習い事の送迎分担を決める3ステップ図】

【例】共働き夫婦の1週間の送迎分担表

以下は、平日に週2回の習い事がある家庭を想定した記入例です。実際の家庭の体験談や調査結果ではありません。曜日や担当は、それぞれの勤務条件に合わせて変えてください。

日程基本の担当行けないとき
火曜 16時台送り:父/迎え:母振替日を確認
木曜 17時台送り・迎え:母父が可能なら交代
日曜夜夫婦で翌週を確認難しい週は回数を調整

この表に、持ち物担当やきょうだいの世話、学童・教室への連絡担当を一行加えても便利です。「基本担当」と「無理なときの対応」が両方書いてある状態を目指しましょう。

送迎できないときの代案7つ|家庭に合う方法を選ぼう

1.土日や仕事が休みの日のクラスに変更する

平日の夕方が難しい家庭は、週末のクラスがないか確認しましょう。ただし休日の家族時間や親の休息も大切です。週末に予定を詰め込みすぎないよう、習い事以外の時間も考慮します。

2.自宅・学校・学童から近い教室を選ぶ

移動距離が短いだけでも、送迎の組み方が変わります。学校の近くや通勤経路上など、実際の動線から探してみましょう。子どもだけで通えるかどうかは、年齢・交通量・明るさ・教室の受け入れ方針を踏まえて個別に判断してください。

3.送迎バスや教室の振替制度を利用する

教室によっては送迎バス、別曜日への振替、開始時刻の異なるクラスがあります。対象エリア・乗降場所・付き添いの有無・欠席時のルールを確認し、家庭の負担が本当に減るかを比較しましょう。

4.学校・学童に近い活動を探す

放課後児童クラブ(学童)は、保護者が仕事などで昼間家庭にいない小学生に、放課後の遊びや生活の場を提供する事業です。ただし、学童から習い事に送り出せるか、途中で抜けて戻れるかは各施設の運用を確認してください。「学童が送迎してくれる」とは限りません。

参考:こども家庭庁「放課後児童健全育成事業」

5.自治体のファミリー・サポート・センターを調べる

ファミリー・サポート・センターは、子育ての援助を受けたい人と援助を行いたい人をつなぐ地域の仕組みです。習い事の送迎に対応する地域もありますが、対象年齢、時間帯、移動手段、利用料金、事前登録の有無は自治体ごとに異なります。

例えば、東京都は習い事への送迎を利用例に挙げつつ、サービス内容は区市町村によって異なると案内しています。つくば市の支援には、習い事への送迎が週1回まで、車による送迎はできないという条件があります。利用したい地域の最新情報を必ず確認しましょう。

公式情報:こども家庭庁「ファミリー・サポート・センター」/東京都福祉局の案内/つくば市の利用条件

6.送迎対応のシッターや移動サービスを検討する

地域によっては、送迎を依頼できるシッターや、子どもの移動に対応する交通サービスがあります。費用だけでなく、提供者の身元確認、送迎方法、保険・補償、引き渡し手順、急な欠席や遅延への対応を比較しましょう。単独乗車や保護者の同乗条件はサービスによって異なるため、申し込み前の確認が必要です。

7.オンライン・短期休止・回数変更を選ぶ

送迎が家庭の負担になりすぎるなら、オンラインレッスンへの変更、月の回数を減らす、一時的に休むことも選択肢です。子どもの希望を聞き、「やめるか続けるか」の二択にしないことが大切です。

【送迎が難しいときの代案比較図】

外部に送迎を任せる前に確認したい安全面

外部サービスや知人にお願いする場合は、時間が合うかだけで決めないようにしましょう。特に、子どもの引き渡し先が曖昧にならないことが重要です。

確認チェックリスト

  • 誰が、どこで、誰から子どもを引き取るか
  • 教室・学童が第三者への引き渡しを認めているか
  • 送迎中の連絡方法と、遅延・事故・体調不良時の対応
  • 徒歩・公共交通機関・自動車など、許可された移動方法
  • 料金、キャンセル条件、補償・保険の範囲

祖父母や友人、ほかの保護者に協力をお願いするときも、相手が無理なく引き受けられるかを確認しましょう。毎回お願いすることを当然とせず、緊急時の連絡先や引き渡し方法も共有しておくと安心です。

送迎をめぐって夫婦で揉めないための話し合い例

「どうして迎えに行けないの?」と責め合うと、解決すべき予定の問題が、相手への不満に変わってしまいます。まずは今できることと、できないことを具体的に伝えるのがポイントです。

「火曜日は仕事が終わるのが遅くて、迎えには間に合わない。送りなら担当できるよ。迎えをお願いできそうかな?」

「木曜日は私も残業の可能性があるから、毎回は難しいかも。振替できる教室か、一度調べてみよう」

「じゃあ、火曜日は送りと迎えを分けて、木曜日は振替も含めて来月まで試そう。変更があったら前日までに共有しよう」

※上記は話し合い方の例文であり、筆者夫婦の実際の会話ではありません。

意見が食い違うときは、夫婦の価値観の違いを話し合う方法も参考にしてください。送迎の話し合いを「どちらが大変かの競争」にしないことが大切です。

残業・きょうだいの予定・悪天候で送迎できない日は?

急な残業が入ったとき

最初に教室の終了時刻と待機の可否を確認し、もう一方の保護者や事前に登録した支援先に連絡します。手配が難しければ、無理に参加させず欠席や振替を選びましょう。子どもを迎える大人が決まっていない状態をつくらないことが最優先です。

きょうだいの予定が重なったとき

同じ施設や近い時間帯へまとめられないか、送りと迎えを別々にできないか確認します。片方の子どもを長時間待たせる方法は避け、待機場所の安全や付き添いを確保できるかまで考えましょう。

雨・雪・暗い時間帯で移動が危険なとき

普段は徒歩で通える距離でも、天候や季節によって安全性は変わります。歩道や横断場所、交通量、帰宅時の明るさなどを確認し、安全に通えない日は送迎方法を変更するか欠席を検討します。

習い事を始める前・続ける前に5分で決めること

  1. 子どもの希望を聞く:何を楽しみにしているか、頻度はどれくらいがよいか
  2. 移動時間を書く:学校・学童から教室、帰宅までの時間を確認
  3. 主担当を決める:送り、迎え、連絡・持ち物準備を分ける
  4. 代案を一つ決める:振替、曜日変更、支援利用、欠席など
  5. 1か月後に見直す:親子ともに無理がないか、担当を調整する

最初から完璧な分担表を作る必要はありません。まず1〜2週間だけ試して、負担が大きければ変える。続け方を見直せることも、子どもの習い事を支える大切な方法です。

共働き家庭の習い事・送迎に関するよくある質問

Q.送迎を片方の親ばかりが担当していて不公平です。どうすればいい?

送迎の回数だけでなく、移動時間・待ち時間・教室との連絡・きょうだいの対応まで書き出し、どこを移せるか相談しましょう。すべて半分にするより、二人とも無理なく続けられる分け方を目指します。

Q.ファミリー・サポート・センターなら必ず習い事の送迎を頼めますか?

いいえ。習い事の送迎に対応している地域はありますが、対象年齢、移動方法、回数などの条件は自治体によって異なります。会員登録や提供会員との調整が必要になる場合もあるため、利用予定の自治体へ確認してください。

Q.子どもだけで通わせても大丈夫?

年齢だけで一律に判断せず、通学路とは違う道を使うか、交通量、時間帯、見守りの有無、教室のルールを確認してください。本人が不安に感じている場合や、安全な移動が確保できない場合は別の方法を選びましょう。

Q.送迎のために家族の時間がなくなっています。習い事を減らしてもいい?

もちろん、回数変更や休止を検討して構いません。子どもの気持ちを聞いたうえで、通える教室に変更する、一定期間だけ休むなど、負担を下げながら続けられる選択肢も一緒に探してみましょう。

まとめ|「誰かが無理をする送迎」から「続けられる仕組み」へ

共働きで子どもの習い事の送迎が難しいときは、夫婦のどちらかが我慢して乗り切る前提を見直しましょう。主担当と代案を決め、送迎以外の準備・連絡も分担することが第一歩です。

どうしても時間が合わないときは、週末クラスや近くの教室、振替制度、自治体の支援などを調べてみてください。家族の余裕がなくなるほど予定を詰め込まず、子どもと夫婦が納得して続けられる形を選びましょう。

今日できることは、次の習い事1回分だけ「送る人・迎える人・行けないときの代案」を書き出すこと。そこから少しずつ整えていけば十分です。


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この記事を書いた人

JADP認定上級心理カウンセラーの知識と自身の失敗・改善経験をもとに発信

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