共働き家庭のクリスマス。子どもや家族と楽しく過ごしたいけれど、料理の準備に飾り付け、買い物、プレゼント、片付けまで考えると大変ですよね。
「料理は誰が作る?」「ツリーはいつ飾る?」「食後の片付けは誰がする?」と、毎年なんとなく役割が決まっている家庭もあるでしょう。
結論からいうと、クリスマス準備は「計画・料理・飾り付け・当日の進行・片付け」に分け、夫婦で担当を決めておくのがおすすめです。
大切なのは、夫婦で何でも半分ずつ行うことではありません。仕事の予定や得意不得意を考えながら、一方だけが準備の責任を抱えないようにすることです。
この記事でわかること
- 料理・飾り付け・片付けの具体的な分担例
- 2週間前から当日までの準備スケジュール
- 仕事が忙しい家庭でも無理なく楽しむ方法
- 片付けまで負担を偏らせないコツ
そのまま参考にできる分担表も用意しました。今年のクリスマスを、夫婦のどちらかだけが忙しい一日にしないために、ぜひ役立ててください。
共働き家庭のクリスマス準備は「見えない仕事」まで分担しよう
クリスマス準備の負担が偏る理由のひとつは、料理や飾り付け以外にも、たくさんの仕事があることです。
たとえば、クリスマスケーキを買うだけでも、種類を選ぶ、家族の希望を聞く、予約する、受け取り時間を調整するなどの準備があります。
実際に買いに行く人だけでなく、そこまでの段取りを考える人にも負担がかかっています。
クリスマス準備に必要な仕事を洗い出す
最初に、今年やりたいことを夫婦で確認しましょう。
クリスマス準備の仕事一覧
- 開催日と予算を決める
- 料理のメニューを考える
- 食材・ケーキ・必要品を買う
- ツリーや部屋を飾り付ける
- プレゼントを準備する
- 調理・配膳・子どもの対応をする
- 食器・ごみ・飾りを片付ける
すべてを実施する必要はありません。家族が楽しみにしていることを残し、それ以外は減らして構いません。
「何をするか」だけでなく、「何をしないか」も決めると、忙しい年末でも準備しやすくなります。
クリスマスの料理・飾り付け・片付けを分ける夫婦の担当表
準備の仕事が見えてきたら、夫婦の担当を決めましょう。
次の表は、夫婦と子どもがいる共働き家庭を想定した架空の分担例です。夫と妻の担当は固定せず、それぞれの勤務予定や家庭の事情に合わせて入れ替えてください。
| 準備すること | 担当例 |
|---|---|
| 開催日・予算・メニュー | 夫婦で相談して決定 |
| ケーキの予約・受け取り | 夫 |
| 買い物リスト・食材購入 | 夫 |
| ツリー・飾り付け | 妻と子ども |
| 当日の料理 | 妻(夫も配膳を担当) |
| 子どもの対応・進行 | 夫 |
| 食器・キッチンの片付け | 夫 |
| 飾りの撤去・収納 | 妻と夫で分担 |
たとえば妻が料理を担当するなら、夫は買い物やケーキの受け取り、食後の片付けまで責任を持つという分け方があります。
逆に夫が料理を得意としている家庭なら、調理担当を入れ替えればよいでしょう。
担当を決めるときは、実際の作業だけでなく、予約・連絡・準備・完了確認まで含めることがポイントです。

担当を決めるときの3つのルール
- 担当者を明確にする:「誰かがやる」ではなく、主担当を決める
- 完了まで引き受ける:予約担当なら受け取りまで確認する
- 変更できるようにする:残業・体調不良のときは交代する
最初から完璧な分担表を作る必要はありません。担当が決まっていない仕事を減らすことから始めましょう。
クリスマス準備はいつから?2週間前から当日までの段取り
共働き家庭では、準備を前日や当日に集中させないことも大切です。
次のスケジュールは一例です。家族の予定に合わせて、できることから進めましょう。
2週間前:開催日・予算・やりたいことを決める
最初に夫婦で10分ほど話し合い、クリスマスの大まかな形を決めます。
この時期に決めること
- お祝いする日と時間
- 料理やケーキの予算
- 手作りするもの・購入するもの
- 飾り付けの規模
- 夫婦の主担当と交代方法
クリスマスイブや当日に夫婦の休みが合わない場合は、前後の週末にお祝いしてもよいでしょう。
日付よりも、家族が落ち着いて楽しめる時間を優先して構いません。
1週間前:予約・買い物・飾り付けを進める
ケーキや料理を購入する場合は、予約受付や受け取り方法をお店の案内で確認しておきましょう。
ツリーや装飾品は、家族が在宅できる時間に準備する方法もあります。子どもと一緒に楽しむなら、時間に余裕のある休日がおすすめです。
買い物担当は必要なものを一覧にし、すでに家にあるものを確認してから購入すると、買い忘れや重複購入を減らせます。
前日まで:当日やらなくてよい作業を済ませる
前日までに食器の準備やテーブル周りの整理、飲み物の確認などを済ませておくと、当日の作業を減らせます。
料理の下準備や作り置きをする場合は、食材に合った保存方法を守りましょう。前日に無理してすべてを調理する必要はありません。
当日:役割を確認してから準備を始める
当日は、料理担当と子どもの対応担当がそれぞれ動けるようにしておきます。
子どもが小さい場合、調理中に大人の手が必要になることもあります。包丁や火を使う人とは別に、子どもを見守る大人を決めておくと進めやすくなります。

クリスマス料理は「全部手作り」にこだわらず分担する
クリスマス準備の中でも、時間と手間がかかりやすいのが料理です。
料理の負担を軽くするには、主役になる料理を1品決め、それ以外は市販品や簡単なメニューを組み合わせる方法があります。
料理は3つの準備方法から選ぶ
| 準備方法 | 向いている家庭 |
|---|---|
| 手作り中心 | 料理が好きで時間に余裕がある |
| 手作り+市販品 | 特別感も時短も大切にしたい |
| 購入・テイクアウト中心 | 残業や育児で忙しい |
たとえばチキンを購入し、サラダとスープだけ家庭で作る方法でも十分にクリスマスらしい食卓を準備できます。
ピザや惣菜を活用したり、普段の家族の好きな料理を並べたりする方法でもよいでしょう。
手作りの品数を増やすことより、家族が無理なく食事を楽しめることを大切にしたいですね。
調理担当以外にも仕事を分ける
料理を一人が作る場合でも、周辺の仕事まで一人に任せる必要はありません。
料理をめぐる分担例
- 献立と食材の確認:夫婦で相談
- 注文・買い物:夫
- 調理:妻
- 配膳・飲み物:夫
- 食後の片付け:夫
これもあくまで例です。料理を夫が作り、妻が予約や片付けを担当する形でも構いません。
調理をしない側が「ほかにやることある?」と毎回聞くより、担当する仕事を最初から決めておくと、相手が指示を出す負担も減らせます。
料理の安全確認も忘れずに
チキンなどの肉料理は中心部まで十分に加熱し、生肉を扱った手や調理器具からほかの食品に菌が移らないよう注意しましょう。
冷蔵が必要な食品やケーキは、表示された保存方法を守り、食卓に長時間出したままにしないことも大切です。
残った料理は清潔な浅い容器などに小分けし、速やかに冷蔵保存しましょう。保存状態や経過時間に不安がある場合は、無理に食べないでください。
仕事で疲れて料理する余裕がない場合は、共働きで夕飯が作れない日の7つの代案も参考にしてください。
クリスマスの飾り付けは家族で楽しめる範囲にする
ツリーやリース、テーブルの装飾などは、クリスマスの雰囲気を作る楽しみのひとつです。
ただし、飾り付ける範囲が広くなるほど、準備だけでなく後日の片付けも増えます。
飾る場所は1〜2か所に絞る
リビングの一角や食卓など、家族が目にする場所を中心に飾ると、準備も収納もシンプルになります。
大きなツリーを出す時間がなければ、小さな卓上ツリーや既存の飾りだけを使ってもよいでしょう。
新しい飾りを毎年買う必要もありません。今あるもので十分に楽しめるか、夫婦で相談してみてください。
子どもができる作業を取り入れる
子どもの年齢や発達に合わせて、飾る位置を一緒に決めたり、紙の飾りを作ったり、テーブルにナプキンを並べてもらったりするのもよいですね。
ただし、子どもが参加することを前提に準備時間を短く見積もりすぎないようにしましょう。子ども自身が楽しめることを優先し、無理に役割を任せる必要はありません。
注意|小さな飾りや火を使う装飾には気を付けよう
乳幼児の手の届く場所には、小さな飾りや外れやすい部品を置かないようにしましょう。ボタン電池を使用する飾りも、電池部分が子どもに開けられないか確認が必要です。
キャンドルは火傷や火災の危険があります。子どものいる家庭では、火を使わないLEDタイプを選ぶ方法もあります。
参考:消費者庁「クリスマスシーズン―飾りの誤飲やキャンドルでのやけどに注意―」
クリスマスの片付けは「食後」と「飾りの撤去」を分ける
クリスマスの食事を楽しんだあとに、たくさんの食器や調理器具が残っていると、最後まで落ち着けないことがあります。
そこでおすすめしたいのが、食後に必要な片付けと、後日でもよい片付けを分けて担当する方法です。
食後に片付けるもの
- 残った料理を安全に保存する
- 食器・調理器具を洗う
- 生ごみや食品の包装を処理する
- テーブルを拭く
- 食品や調理器具を元の場所に戻す
たとえば料理を妻が担当したなら、夫が食器洗いとキッチンの片付けを引き受ける方法があります。
片付け担当が作業している間、もう一方が子どもの入浴や寝る準備を進める形でもよいでしょう。
食後の片付けまで終わって初めて準備担当の仕事が一区切りになる、という考え方が大切です。
翌日以降に片付けてもよいもの
クリスマスツリーや壁の飾りなどは、安全上問題がなければ、家族で決めた日に撤去する形でも構いません。
片付ける日もあらかじめ決めておけば、年末の忙しい時期に「いつ片付けるの?」と揉めることを減らせます。
収納するときは、来年使う飾りと処分する飾りを分けておくと便利です。箱に中身を書いておけば、翌年の準備もしやすくなります。
夫婦の仕事が忙しいときはクリスマスの準備を減らしてよい
仕事の繁忙期や子どもの予定によっては、計画どおり準備できないこともあります。
そんなときは、無理に予定を守るより、家族が楽しむために何を残すか考えましょう。
どちらかが残業になった場合
片方の帰宅が遅くなるなら、早く帰れる人ができる範囲の準備を進め、残りの仕事を調整します。
ただし、早く帰れる人が、仕事も育児も料理も片付けもすべて担当する形にならないようにしましょう。
遅く帰った側は、翌日の片付けや別の日の家事を引き受けるなど、負担を調整できます。
夫婦ともに忙しい場合
料理は購入品を中心にして、飾り付けも最小限にする方法があります。
たとえば「好きな料理を食べる」「ケーキを囲む」「家族で写真を撮る」の3つだけでも、クリスマスの時間を作れます。
準備が少ないことを失敗と考えず、今の家族に合った形を選びましょう。
子どもが体調を崩した場合
子どもの体調がよくないときは、予定どおりのお祝いにこだわらず、休養や必要な対応を優先しましょう。
料理やケーキの予約を変更できるか確認し、難しければ無理のない範囲で予定を縮小する方法があります。
クリスマスのお祝いは、必ずしも当日にすべて済ませる必要はありません。
クリスマス前に夫婦で話しておきたい5つのこと
準備の分担をスムーズにするには、夫婦の認識を合わせておくことが大切です。
次の5つを、買い物や予約を始める前に確認してみましょう。
- 開催日:いつ、何時からお祝いする?
- 予算:料理・ケーキ・飾りにいくら使う?
- 優先すること:家族が特に楽しみにしているのは?
- 担当:計画・購入・調理・片付けは誰がする?
- 代案:残業や体調不良になったらどうする?
話し合うときは、相手に「何をやってほしい?」と聞くだけで終わらせず、自分が引き受けられる仕事も提案しましょう。
夫婦での話し合い例
たとえば、こんな聞き方があります。
「今年のクリスマス、何を一番楽しみにしたいかな?料理は簡単にしてもいいと思ってるんだけど、どうかな。ぼくは買い物とケーキの受け取り、食後の片付けを担当するよ。ほかにも分けたいことがあれば一緒に決めよう。」
※夫婦の話し合いを想定した例文です。
相手の希望を聞きながら、自分が担当する仕事を具体的に伝えることがポイントです。
普段から生活時間が合いにくい場合は、夫婦の生活習慣を無理なく合わせるコツも参考になります。
共働き家庭のクリスマス準備に関するよくある質問
Q.クリスマス料理は夫婦どちらが作るべき?
夫婦のどちらが作るべきかという決まりはありません。
得意不得意、勤務時間、当日の体力を考えて決めましょう。料理を一人が担当する場合は、予約・買い物・配膳・片付けなど、ほかの仕事も含めて分担するのがおすすめです。
Q.クリスマスの準備は何日前から始めればいい?
家庭によって異なりますが、2週間ほど前に予定と担当を決めておくと、準備を分散しやすくなります。
予約が必要な商品は、店舗ごとの受付期間を確認してください。飾り付けや買い物は、夫婦の休日などに少しずつ進めてもよいでしょう。
Q.夫婦のどちらかが準備を嫌がるときは?
まず、何が負担なのかを確認してみましょう。料理が苦手なのか、仕事で疲れているのか、そもそも大がかりなお祝いを希望していないのかで、対応が変わります。
無理に同じ仕事を分ける必要はありません。仕事を交換する、準備を減らす、別の日に行うなど、双方が納得できる方法を探しましょう。
Q.クリスマスの片付けは翌日でもいい?
飾りなど、後日片付けても安全上問題がないものは翌日以降でも構いません。
ただし、残った料理の保存や生ごみの処理、汚れた調理器具の洗浄など、衛生に関わる作業は食後に適切に行いましょう。
翌日に行う作業は、日付と担当者まで決めておくと負担が偏りにくくなります。
まとめ|クリスマスは準備も片付けも夫婦で分けて楽しもう
共働き家庭のクリスマス準備は、料理や飾り付けだけでなく、予約・買い物・子どもの対応・片付けまでを一緒に考えることが大切です。
特に意識したいのは、夫婦のどちらかが準備に追われるのではなく、家族みんなが楽しめる時間を作ることです。
今年のクリスマスに向けて決めたいこと
- 夫婦の仕事に合わせて開催日を決める
- 料理・飾り付け・片付けの担当を決める
- 手作りと市販品を無理なく組み合わせる
- 残業などに備えて代案を用意する
- 食後と翌日の片付けまで分担する
まずは夫婦で10分ほど話し合い、今年のクリスマスに「やりたいことを3つ」と「それぞれの担当」を決めてみませんか。
豪華な料理や飾りがなくても、家族で過ごす時間は作れます。準備をがんばりすぎず、夫婦がお互いに「ありがとう」と言えるクリスマスにしたいですね。
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