「平日の授業参観、夫婦どちらが行けばいい?」
「個人面談に行きたいけれど、仕事を休むのが難しい……」
共働き家庭では、子どもの学校行事が平日に入ると、夫婦で仕事の調整が必要になります。
とくに困るのが、学校行事に参加する役割が、いつも夫婦のどちらか一方に偏ってしまうことではないでしょうか。
結論からいうと、学校行事は「母親だから」「父親だから」で担当を決める必要はありません。
子どもの希望、行事の内容、夫婦の仕事の調整しやすさをもとに、行事ごとに相談して決めるのがおすすめです。
この記事では、授業参観や個人面談の具体的な分担方法、休暇の使い方、職場への伝え方、どうしても参加できない場合の対応まで解説します。
まずは結論|学校行事の分担で大切な3つのこと
- 授業参観や面談は、子どもの希望と仕事の予定を確認して決める
- 参加する人だけでなく、事前準備・情報共有・次回の担当も決める
- 仕事を休めない場合は、代わりの方法を早めに学校へ相談する
毎回半分ずつ参加することより、長い目で見て負担が一方に偏らない仕組みをつくりましょう。
共働きの学校行事は夫婦どちらが行くべき?
学校行事に参加する人を決めるときは、夫婦のどちらが行くべきかという正解を探すより、家庭ごとの事情を整理することが大切です。
母親・父親という理由だけで決めなくていい
学校からの連絡や授業参観を、なんとなく母親の担当にしている家庭もあるかもしれません。
しかし、夫婦ともに働いているなら、母親だけが毎回仕事を調整する必要はありません。父親だけが担当する場合も同じです。
例えば、妻は平日に休みを取りやすく、夫は休日出勤の代休を調整しやすい場合もあります。反対に、夫は平日に動きやすく、妻は勤務変更が難しい家庭もあるでしょう。
大切なのは、それぞれの勤務状況を確認せず、最初から一方の担当と決めつけないことです。
「休みやすい人」だけでなく「最近の負担」も考える
毎回、仕事を調整しやすい人が参加する方法は合理的に見えます。
ただし、それが続くと、同じ人だけが有給休暇を使い、職場へ説明し、学校とのやり取りまで引き受けることになります。
今回の行事だけでなく、前回は誰が参加したのか、誰が学校との連絡を担当しているのかも確認しましょう。
子どもの希望も確認する
授業参観や発表会では、子ども自身が「お父さんに来てほしい」「お母さんにも見てほしい」と考えている場合があります。
まずは、誰に来てほしいか、そもそも保護者に来てほしいかを、負担を感じさせない聞き方で確認してみましょう。
ただし、希望を聞いたあとに仕事の事情で参加できないこともあります。子どもの希望を大切にしながら、かなえられない場合の説明も夫婦で考えることが必要です。
学校行事ごとの分担はどうする?授業参観・面談・運動会の決め方
すべての学校行事を同じルールで分担する必要はありません。
子どもの様子を見る行事なのか、先生と情報交換する行事なのかによって、参加する人の決め方も変わります。
| 学校行事 | 夫婦の分担方法の例 |
|---|---|
| 授業参観 | 子どもの希望と勤務予定を確認。交代制や両方参加を検討 |
| 個人面談・三者面談 | 先生に聞きたい内容を夫婦で共有し、調整できる人が参加 |
| 保護者懇談会 | どちらかが参加し、重要な連絡をもう一方へ共有 |
| 運動会・発表会 | 子どもの希望を優先し、可能なら両方参加。難しければ分担 |
| 入学式・卒業式 | 早めに年間予定を確認し、夫婦双方の参加可能性を検討 |
| PTA・保護者活動 | 開催時間、作業量、参加条件を確認し、年間で負担を調整 |
※参加可能な保護者の人数、撮影ルール、面談の形式などは学校ごとに異なります。学校からの案内を優先してください。

授業参観は交代制にする方法もある
授業参観は、学校によって年間に複数回設けられることがあります。
その場合は、「今回は夫、次回は妻」のように交代で参加する方法が考えられます。
もちろん、仕事の都合がつき、学校のルールでも認められていれば、夫婦で参加してもよいでしょう。
参加した人が授業の内容や子どもの様子を共有すれば、参加できなかった人も学校生活を知るきっかけになります。
個人面談は「誰が行くか」より「何を聞くか」が大切
個人面談では、先生から学校での様子を聞いたり、家庭で気になることを相談したりします。
そのため、夫婦のどちらが参加しても、必要な情報を伝えられるようにしておくと安心です。
例えば、夫が面談に行く場合、妻が普段感じている心配事を事前に確認しておきます。妻が参加する場合も同じです。
面談の前に質問を共有し、終わったら先生の説明と今後の対応を伝える。この流れがあれば、参加者が一人でも夫婦で子どもの学校生活を考えられます。
運動会や発表会は子どもの希望を重視する
運動会や発表会など、子どもが練習してきた成果を披露する行事は、可能な範囲で夫婦が参加できるように検討したいところです。
ただし、必ず両方が参加しなければならないわけではありません。
例えば、午前は夫が参加して午後は妻が参加する、きょうだいの行事が重なったら別々に参加するなど、家庭に合った方法を選びましょう。
子どもの様子や感想をあとから共有することも大切です。写真や動画は、学校の撮影・共有ルールを確認したうえで扱ってください。
学校行事の分担を夫婦で決める4つのステップ
学校行事があるたびに「今回はどうする?」とゼロから相談すると、仕事の調整が直前になりがちです。
そこで、年間予定がわかった段階で、次の4ステップを試してみましょう。
ステップ1.年間行事予定を夫婦で共有する
まずは学校から配られる年間行事予定や月間予定を確認します。
共有カレンダーや家庭の予定表に、授業参観、個人面談、運動会などを登録しましょう。
この段階では参加者を確定する必要はありません。日程が未確定なら「予定」として登録し、学校の正式な案内を受けたあとに更新します。
学校からのお便りを見落としやすい家庭は、共働き家庭の学校プリント管理と夫婦の分担方法も参考にしてください。
ステップ2.行事の優先度を決める
すべての行事へ夫婦二人で参加しようとすると、仕事との調整が難しくなるかもしれません。
そこで、参加の優先度を3段階に分ける方法がおすすめです。
学校行事の優先度の例
- 優先度A:子どもが強く参加を希望している行事、重要な相談が必要な面談
- 優先度B:できれば参加したい授業参観、保護者懇談会
- 優先度C:学校への確認や資料の受け取りなど、別の方法で情報を得られる可能性がある活動
これは家庭で話し合うための分類例です。行事の重要度は、子どもの状況や学校の案内によって変わります。
ステップ3.主担当と代わりの担当を決める
優先度を整理したら、夫婦それぞれの仕事の予定を確認します。
可能であれば、参加する主担当と、主担当が行けなくなったときの代替案をセットで考えましょう。
| 確認する項目 | 記入例 |
|---|---|
| 行事と日時 | 金曜13時〜授業参観 |
| 参加予定 | 夫 |
| 仕事の調整 | 夫が午後休を相談 |
| 参加できない場合 | 妻の勤務調整を再確認。難しければ学校へ相談 |
| 終了後の共有 | 夫が当日中に伝える |
一例なので、勤務形態や家庭の事情に合わせて変更してください。
ステップ4.学期ごとに負担を振り返る
一度決めた分担をずっと続ける必要はありません。
例えば、1学期は妻が多く参加したなら、2学期は夫が参加できる行事を増やせないか検討します。
ただし、参加回数だけを数えても公平とは限りません。
休暇を何時間使ったのか、学校への連絡を誰がしたのか、仕事を調整するためにどのくらい準備したのかも含めて話し合いましょう。
個人面談を夫婦どちらか一人が担当するときの準備
個人面談では、短い時間の中で先生と必要な情報を共有することが重要です。
参加できない人がいても、事前と事後の情報共有を工夫すれば、夫婦で子どもについて考えられます。
面談前に夫婦で確認しておきたい5項目
個人面談の事前確認チェックリスト
- 学校での授業や学習の様子
- 友達との関わりや集団生活の様子
- 本人が学校生活で困っていること
- 家庭から先生に伝えておきたいこと
- 今後、学校と家庭で確認していきたいこと
全部を質問しなければならないわけではありません。
面談時間には限りがあるため、とくに聞きたいことを2〜3個に絞っておくと話しやすくなります。
また、子ども本人がどう感じているのかも、年齢や状況に合わせて確認しておきたいですね。
面談後は「先生の話」と「家庭での対応」を分けて共有する
面談後に「とくに問題なかったよ」と伝えるだけでは、詳しい内容がわからない場合があります。
次のように整理すると共有しやすくなります。
個人面談の共有メモ例
【先生から聞いたこと】授業で発言する機会が増えている。提出物の確認が必要。
【家庭から伝えたこと】宿題の進め方について相談した。
【今後の対応】家庭で提出物を確認する方法を、子どもと一緒に考える。
【確認する人】夫婦で相談して決定。
先生の発言を自分の解釈と混同しないことも大切です。気になる内容があれば、必要に応じて学校の指定する方法で確認しましょう。
なお、三者面談の場合は子ども本人も参加者です。夫婦の希望だけでなく、面談の目的や学校のルールを優先してください。
学校行事に参加するための仕事の休み方と調整方法

学校行事の担当を決めても、仕事の都合で参加できないことはあります。
そんなときは、最初から一日休む方法だけを考えるのではなく、利用できる勤務制度を確認しましょう。
1.年次有給休暇を使う
授業参観や個人面談のために年次有給休暇を取得する方法があります。
年次有給休暇は、原則として取得目的を問われません。そのため、学校行事への参加にも利用できます。
ただし、希望した時季に休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合には、会社が取得時季の変更を求められることがあります。
日程がわかった段階で、できるだけ早く勤務先へ相談すると、業務の引き継ぎなどを準備しやすくなります。
2.半日休暇や時間単位の有給休暇を確認する
授業参観が午後の数時間だけなら、半日休暇や時間単位の有給休暇が使える場合もあります。
ただし、利用には条件があります。
注意|半日休暇と時間単位年休は制度が異なります
半日単位の年休:法律上、会社に導入が義務づけられている制度ではありません。労働者が希望し、会社が同意すれば利用できます。
時間単位の年休:労使協定を締結して制度を導入している場合、年5日以内の範囲で時間単位の取得ができます。
どの制度が利用できるかは、就業規則や勤務先の担当部署で確認してください。
参考:厚生労働省|年次有給休暇を時間単位や半日単位で取得する場合のQ&A
3.時差出勤・フレックス・勤務交代を相談する
職場に制度がある場合は、時差出勤やフレックスタイム制度を利用できないか確認する方法もあります。
シフト制の仕事なら、勤務希望を提出する段階で学校行事の日程を伝えたり、勤務交代を相談したりする方法も考えられます。
ただし、勤務交代や時差出勤が必ず認められるとは限りません。
自分の職場で実際に利用できる方法を確認し、業務への影響も含めて相談することが大切です。
4.「子の看護等休暇」が使える行事か確認する
2025年4月1日から、子の看護等休暇の対象となる子どもの範囲や取得理由が拡大されました。
法定の制度では、小学3年生修了までの子どもについて、原則として子ども1人なら年度に5日、2人以上なら10日まで取得できます。
病気・けがの看護や予防接種・健康診断のほか、感染症に伴う学級閉鎖等への対応、入園式・入学式・卒園式への参加などが対象です。
重要|授業参観や運動会は法定の取得理由ではありません
子の看護等休暇は、すべての学校行事に使える制度ではありません。
厚生労働省の説明では、授業参観や運動会への参加は、法律上の子の看護等休暇の取得理由には含まれません。個人面談も法定の取得理由として列挙されていません。
ただし、勤務先が法定の範囲を超えて対象行事を広げている場合もあります。会社独自の育児関連休暇の有無も確認しましょう。
なお、子の看護等休暇中の給与の有無は会社の規定によります。
子どもの急な発熱で休みが必要になった場合は、子どもの発熱時に夫婦どちらが仕事を休むか決める方法も参考になります。
学校行事で仕事を休みたいときの職場への伝え方
学校行事のために休暇を取りたいとき、職場へどう伝えればよいか迷う人もいるでしょう。
大切なのは、行事の予定と必要な時間を具体的に伝え、可能な範囲で業務の調整方法も相談することです。
授業参観で休暇を申請する例文
職場への相談例文
「来月の○日に子どもの授業参観があります。午後の時間帯に参加したいため、半日休暇の取得を相談したいです。
当日の業務は事前に整理し、必要な引き継ぎを準備します。勤務調整が可能か確認させてください。」
これは伝え方の例です。実際の申請方法や期限、必要な承認は勤務先のルールに従ってください。
年休の利用目的を詳しく説明しなければならないと決まっているわけではありません。家庭の事情をどこまで伝えるかは、本人の希望や職場の手続きに合わせて判断しましょう。
シフト制の職場で希望休を相談する例文
希望休の相談例文
「来月○日に子どもの学校行事があるため、可能であれば休みを希望しています。
勤務表を作成する前にお伝えしたほうが調整しやすいと思い、早めに相談しました。よろしくお願いします。」
勤務表が完成してからの変更より、希望休の受付期間に相談できるほうが調整しやすい場合があります。
毎月の希望休の締切も、夫婦で共有しておくとよいでしょう。
夫婦とも学校行事に行けないときはどうする?
仕事の調整をしても、夫婦ともに参加できない学校行事はあるかもしれません。
そんなときは「参加できないから仕方ない」で終わらせず、子どもへの説明や学校との連絡を考えましょう。
1.学校に日程や参加方法を相談する
個人面談などで指定された日程が難しい場合は、学校へ変更可能か確認してみましょう。
学校によっては日程変更や別の連絡方法を相談できることもありますが、必ず対応してもらえるわけではありません。
授業参観の場合も、別日に授業の様子を見られるとは限らないため、学校の運営方針を確認することが必要です。
2.参加できないことを子どもへ早めに伝える
子どもが保護者の参加を楽しみにしている場合は、直前まで黙っているより、見通しが立った段階で伝えることをおすすめします。
例えば、次のような伝え方が考えられます。
子どもへの声かけ例
「今回の授業参観は仕事の予定が重なって、見に行くのが難しそうなんだ。楽しみにしていたらごめんね。」
「どんな授業をするのか教えてくれる?帰ってきたら、学校でどんなことをしたか聞かせてほしいな。」
子どもが残念がった場合は、すぐに励ましたり理由を説明し続けたりせず、まずその気持ちを受け止めましょう。
3.行事のあとに子どもの話を聞く
参加できなかったとしても、行事について関心を持つことはできます。
「今日はどんなことをしたの?」「自分ではどうだった?」と聞いてみましょう。
ただし、子どもがすぐに話したがらないこともあります。無理に感想を聞き出す必要はありません。
学校行事への参加だけで、親子の関わりのすべてが決まるわけではありません。参加できたかどうかに加えて、日頃の関心や会話も大切にしたいですね。
4.祖父母などへの依頼は学校のルールを確認する
祖父母など、信頼できる家族に参加を相談する方法もあります。
ただし、代理参加が認められていない行事もあります。学校に参加資格や人数制限を確認しましょう。
また、祖父母にも予定や体調があります。参加を当然の役割にせず、本人の希望を確認することが大切です。
学校行事の負担が一方に偏らないための夫婦の話し合い方
学校行事で夫婦がすれ違いやすいのは、参加する人を決める場面だけではありません。
例えば、次のような負担が一方に集中している場合もあります。
参加する以外にもある学校行事の負担
- 学校のお便りから行事の日程を確認する
- 夫婦のカレンダーへ予定を登録する
- 職場へ休暇や勤務変更を相談する
- 参加票を記入・提出する
- 子どもの持ち物や当日の準備をする
- 参加後に学校からの情報を共有する
たとえ授業参観の参加回数が半分ずつでも、準備や連絡が片方だけに集中していれば、負担の感じ方は異なるでしょう。
「誰が参加したか」だけでなく、「誰が準備し、調整し、共有したか」まで確認することが大切です。
相手を責めずに分担を見直す例文
夫婦の話し合い例(架空の例)
「今まで学校行事の調整をお願いすることが多かったよね。いつもありがとう。」
「次の授業参観は、ぼくの仕事を調整できるか確認してみるよ。」
「これからは予定が出た時点で、どちらが行けそうか一緒に決めない?」
この例では、これまでの負担を認めたうえで、次に自分ができる行動を提案しています。
相手へ参加をお願いするだけでなく、自分が引き受けられる準備や仕事の調整も考えましょう。
筆者の考え|まず相手の事情を聞いてから決める
ぼくは、相手の話を遮らずに最後まで聞き、受け止めてから自分の意見を伝えることを大切にしています。
学校行事の分担でも、「こっちの仕事のほうが忙しい」と比較する前に、お互いがどんな調整で困っているのかを聞きたいところです。
仕事の忙しさだけで優劣を決めるのではなく、夫婦の事情を両方並べて、今できる選択肢を考える。そんな話し合いを大切にしたいと思います。
夫婦で意見が合わない場合は、夫婦の価値観の違いを乗り越える方法も参考にしてみてください。
きょうだいの学校行事が重なった場合の分担方法
子どもが2人以上いる家庭では、授業参観や個人面談の日程が重なることもあります。
同じ学校でも参観する教室が異なったり、小学校と中学校で開催日が違ったりするため、夫婦の分担がさらに難しくなることがあります。
そんなときは、次の方法を検討してみましょう。
きょうだいがいる家庭の分担例
- 同じ日時の授業参観:夫婦で別々の教室を担当する
- 同じ学校の複数クラス:参観できる時間を確認し、無理のない範囲で教室を移動する
- 小学校と中学校の面談:夫婦が別々に参加し、終了後に情報を共有する
- 一人しか参加できない:子どもの希望や行事内容を確認して優先順位を相談する
同じ日に複数の子どもの行事がある場合は、移動時間も考慮しましょう。
なお、いつも上の子を優先する、いつも下の子の行事を優先するという固定化にも注意が必要です。
それぞれの子どもの希望や学校での状況を確認しながら、家族で納得できる方法を考えましょう。
共働き家庭の学校行事でよくある質問
Q.授業参観は父親だけが行っても大丈夫ですか?
父親だから参加できない、母親でなければならないという一律の決まりはありません。
ただし、学校行事ごとに参加者の条件が定められている場合があります。学校からの案内を確認してください。
Q.個人面談は母親と父親のどちらが行くべきですか?
どちらか一方に決める必要はありません。学校の参加条件、仕事の調整状況、子どもの希望などに合わせて決めましょう。
参加者が先生へ必要な情報を伝えられるよう、事前に質問を共有しておくことをおすすめします。
Q.授業参観のために毎回有給休暇を使うべきですか?
毎回、有給休暇を使う必要があるわけではありません。
夫婦の勤務状況や利用できる制度に合わせて、年休、半日休暇、時差出勤、勤務交代などを検討してください。
ただし、各制度の利用条件や勤務先のルールは事前に確認しましょう。
Q.夫婦の片方ばかりが学校行事に行っています。どうしたらいいですか?
まず、誰が何の行事に参加してきたか、仕事をどのくらい調整したかを整理してみましょう。
参加すること以外にも、日程管理、学校との連絡、提出物の準備など、分担できる作業があります。
次の行事から一つ担当を交代するなど、小さな変更から始める方法もあります。
Q.子どもが「両方来てほしい」と言っていますが、仕事を休めません
まずは希望を聞き、できる範囲で勤務調整を検討しましょう。
それでも難しい場合は、理由を子どもにわかる言葉で説明し、残念な気持ちも受け止めることが大切です。
参加できないことを埋め合わせようと無理な約束をするよりも、普段の会話や関わりを続けていくことを大切にしましょう。
今日からできる学校行事の分担チェック
学校行事の分担を一度に完璧に決める必要はありません。
まずは次のチェックリストを使って、次回の行事の予定を整理してみましょう。
学校行事の分担チェックリスト
- □ 次の学校行事の日程を確認した
- □ 子どもの希望を確認した
- □ 夫婦それぞれの仕事の予定を確認した
- □ 参加する人と代替案を決めた
- □ 必要な休暇や勤務変更を相談した
- □ 面談で聞く内容や準備を共有した
- □ 行事後の情報共有方法を決めた
まずは「次の学校行事はいつか」「夫婦どちらが参加できそうか」の2つから話し合ってみてください。
まとめ|共働きの学校行事は夫婦で無理なく分担しよう
共働き家庭の授業参観や個人面談は、母親か父親のどちらかが必ず担当するものではありません。
子どもの希望、行事の目的、仕事の予定などを踏まえて、その都度相談して決めることが大切です。
この記事のポイント
- 学校行事は母親・父親という役割だけで決めない
- 授業参観は交代制、面談は事前と事後の情報共有を工夫する
- 行事の予定がわかったら、早めに仕事の調整を考える
- 授業参観や運動会は、法定の子の看護等休暇の取得理由ではないことに注意する
- 参加回数だけでなく、準備や職場調整の負担も分担する
- 参加できない場合も、学校や子どもとの関わりを大切にする
仕事をしながら、すべての学校行事に参加することは難しい場合もあります。
だからこそ、一方だけに負担をかけるのではなく、お互いの予定や事情を理解しながら協力したいですね。
大切なのは、毎回どちらが行ったかよりも、子どものことを夫婦で一緒に考えられているかどうか。
まずは、次の学校行事を共有カレンダーに登録し、夫婦で参加方法を相談するところから始めてみましょう。
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